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アダルトチルドレンとは?アダルトチルドレンを診断するには?

アダルトチルドレンとは、大人になっても内心的なトラウマを抱えている人を指します。生まれ育った環境によって身に付いた独特な考え方があり、成長してからも何かしら精神的な影響を受けている状態です。

アダルトチルドレンは、大人になっても自己評価が低いことや周囲からの評価によって不安になることがあり、辛い思いをすることが多い症状です。

そこで、アダルトチルドレンとは具体的にどのようなもので、診断するにはどうすればよいのでしょうか。
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アダルトチルドレンとは?

アダルトチルドレンとは、機能不全家族で生まれ育った子供が、大人になってからも生きづらさを抱えている状態を指します。アダルトチルドレンは病気ではなく、一種の精神的な状態を指します。ちなみに、アダルトチルドレンは頭文字をとって「AC」と呼称されることもあります。

機能不全家族とは、身体的または精神的に暴力や虐待がある家庭です。家族が不仲だったことや兄弟を比べたり、家族としての愛情が欠如していたりなどの様々な問題がある家庭を指します。

機能不全家族では、親が「親」としての役割を果たせずにいることで、機能不全家族で育った子供は小さいうちから、「子供」でいることを演じてしまいます。すると、子供でいることを演じながら育った人が、アダルトチルドレンになることがあるのです。

アダルトチルドレンの人は、大人になっても子供の頃からの生きづらさを抱えてしまいます。生きづらさは社会に出た時に、何かしらの支障をきたしてしまいます。

まず、アダルトチルドレンの人が社会に出たとき、自分の役割や自分がどうあるべきかを気にしてしまうため、人との付き合い方や自分がするべきことも分からなくなるケースがあります。

また、自分に自信が持てなくなり、次第に簡単なことでも自分で出来なくなってしまうなど、苦手が増えてしまうケースもあります。

不安や自分の思い通りにできないなど、精神的な症状を抱えてしまうのがアダルトチルドレンなのです。

アダルトチルドレンを診断するには?

アダルトチルドレンを診断するには、今抱えているいくつかの症状をチェックすることです。アダルトチルドレンは他人からは分かりにくいものですので、自己診断をしてみましょう。

当てはまるものが3つ以上あれば、アダルトチルドレンの状態だと言えます。

アダルトチルドレンの診断

    1、自分の感情を表に出せずにいる
    2、自分のことよりも他人の世話ばかりをしてしまう
    3、自分がやるべきことでも、人から意見を聞かないと不安になる
    4、自分を必要とする人がいないと、不安が強くなる
    5、自分は他人より劣っているのではないかと思う
    6、他人から認められたいという気持ちが強いと思う
    7、他人の言うことには逆らえない
    8、他人の目を気にしてしまい、自分のしたい行動が起こせないことが多い
    9、他人や物事に対して上下や順番をつけて、軽蔑することが多い
    10、常に何かが足りない気がして、寂しさを抱えている
    11、些細なきっかけで自分の持っている自信を失う
    12、隠す必要のないことでも、恥ずかしいと思い隠すことが多い
    13、精神的に弱く、ちょっとしたことで落ち込むことが多い
    14、怒鳴り声や物音に過敏で、過度に萎縮することが多い
    15、一貫性がほとんど無く、全体的に感情の起伏が激しい
    16、攻撃的な行動や反社会的な行動をとることが多い
    17、問題が起きると対応できずにパニック状態になる
    18、何かにおびえて、ビクビクしていることが多い
    19、何が正常で何が異常なのかが分からない
    20、人対してどのように関心を持てば良いのか分からない

アダルトチルドレンのまとめ

アダルトチルドレンと診断された場合でも、「自分は異常」とさらに不安を抱え込まなくても大丈夫です。

もともとアダルトチルドレンは病気ではなく、生まれ育った環境によって表れる精神的な状態です。生まれ育った環境は1人1人異なるものですが、アダルトチルドレンを抱える人は少なくありません。

また、アダルトチルドレンは克服することや改善することが可能なものです。上記の項目をチェックして自己診断ができたら、自分に現れる症状がどのようなものかを振り返ってみましょう。
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