会話上手と聞き上手は同じ?話し上手と聞き上手の違いとは
会話上手と聞き上手は同じ、ということを聞いたことがあるかもしれません。
会話上手の人と話をしていると、話の内容がとても理解しやすく話し方にも思いやりを感じられるでしょう。また、自分が話す番になったときになると、会話上手な人は相づちを打ってくれたり、話の内容を絡めた次の話題を振ったりしてくれるでしょう。
つまり、話し上手な人は同時に聞き上手な人でもあります。これは会話を上達するコツにもなると言えるでしょう。
そこで、会話上手と聞き上手、話し上手と聞き上手の違いについてまとめました。
会話上手と聞き上手は同じ?
会話上手と聞き上手は同じ、ということを聞いたことがあるのではないでしょうか。
実際に、会話上手の人は話すことだけを意識しているものではありません。聞き手に回る時にも、きちんと聞こうとする姿勢を持っているものです。それが会話上手の人の特徴でもあります。
会話上手な人は、相手のことを考えているため自然と聞き上手になれるため、「会話上手」と「聞き上手」の2つは同じだと言えます。
つまり、会話上手な人は、聞き上手であることも含まれているのです。会話上手を目指すためには、聞き上手になることも会話上手を目指すコツになります。
その反対位、会話下手な人には「自分の話ができればいい」という考えしか持たずに人と接しようとする傾向があります。これは無意識かもしれませんが、自分の話を話題にすれば、会話のネタが尽きることは無いと考えを持っているからです。
しかし、これでは非常に一方的で相手を不快にしてしまいます。しかも、会話下手な人は聞き手に回らなければならない時でも、話をきちんと聞いていないことや相づちをいれることよりも自分の思った意見を言ってしまうことがあるのです。これでは、相手のことを思っているとは言えませんよね。
相手が話しているにも関わらず、それを横切って話をすることは非常に失礼になりますので、会話上手になるには、聞き上手になることが重要なコツとなるのです。
話し上手と聞き上手の違いとは
話し上手と聞き上手の違いも、上記と同様です。言葉の意味では若干異なりますが、上記でお伝えしたように、片方ができている人であれば自然と話すことも聞くこともできるものですので、本質は同じだと言えます。
例えば、話し上手・聞き上手な人が大勢の人の前でスピーチをすることになったとします。話し上手・聞き上手な人の場合は、どんな会話をする時でも、リラックスして発声の仕方やペースなどを調節することができ、スピーチを成功に導くことができます。
これは、話し上手・聞き上手な人がどんな時でも1人1人の相手のことを考えられるためで、どんなに大勢の人の前でも、聞きやすい声のトーンや大きさ、話し方が適切なのかを自然と合わせることができているということです。
聞き上手ということは、自分が聞く人の立場に立っていることも考えますので、こういった気遣いもできるのです。これとは全く反対で残念な結果になってしまうのは、話し下手・聞き下手の人です。
話し下手・聞き下手な人にとっては、特に大勢の人の前でのスピーチはとても緊張してしまうことでしょう。また、適切な声の大きさも分からないうえ誰に対して話しているのかも定まっておらず、ただただ棒読みになってしまい、誰にも聞き入れてもらえないものです。
会話上手と聞き上手、話し上手と聞き上手は全て同じ?
会話上手と聞き上手、話し上手と聞き上手は、すべて同じになるといえます。
手っ取り早く人とのコミュニケーションを上手く摂りたいと思っているなら、会話上手・聞き上手、話し上手と聞き上手になることです。最初の内は難しいものですが、まずは1人との相手との会話にしっかりと耳を傾けてみる所から始めてみましょう。
相手に興味を持つことが聞き上手に繋がり、そこから自分が話し手に回る時には「相手がどう思っているか」を考えたり表情から察していくようにすると、さらに会話全体で上達できるでしょう。