子供がアダルトチルドレンになりやすい育て方・なにりくい育て方
子供がアダルトチルドレンになる一番の原因は、親の育て方や幼少期の家庭環境にあります。
子供の時に親からどのように育てられたか、また周囲の環境がどうであったかによって、将来的にアダルトチルドレンになってしまう子供もいれば、ならない子供もいます。
では、子供がアダルトチルドレンになりやすい育て方とはどのようなものなのでしょうか。
また、逆に子供をアダルトチルドレンにしないためには、どのような育て方をしたら良いのでしょうか。
子供がアダルトチルドレンになりやすい育て方とは?
子供がアダルトチルドレンになりやすい育て方としては、まず子供に対する親の愛情が十分ではない場合が挙げられます。
仮に、表面上は愛情をかけているように装っていたとしても、子供は本当に愛情を注がれているかどうかを敏感に感じ取ります。
また、愛情の有無から派生して、下記のような育て方も子供がアダルトチルドレンになりやすいと言えます。
子供をほめない
子供が良いことをしてもほめない、逆に少しでも悪いことをすると必要以上に叱りつけるといった育て方は、子供がアダルトチルドレンになりやすい育て方と言えます。
子供は親からほめてもらいたいという欲求が少なからずありますが、良いこととしても全く親が反応しないとなると、当然親からの愛情を感じることは出来ませんよね。
子供に完璧を求める
子供に対して、あいさつや約束や時間を守るなど大切なことを教えるのは、もちろんしつけとして必要なことでしょう。
ただ、子供に対して大人のような完璧を求めるのは無理があります。しかも、少しでも約束を破ったり、あいさつをおろそかにしただけで鬼のように怒る親は、子供からしたら恐怖の対象になります。
子供の存在を否定する
「悪いことをする子はうちの子じゃない」、「こんな悪い子は産んだ覚えがない」など、子供の存在を否定するような言葉は言うのは非常に危険です。
上記のようなことを頻繁に言っていると、子供は良い子でいないとここにいられないという強迫観念から自由にふるまうことが出来ず、多大なストレスを抱えることになってしまいます。
親の意見を子供に押し付ける
子供は子供なりに自分の考えや意志があります。しかし、子供がやりたいということをことごとく否定し、親の意見ばかりを押し付ける育て方をすると、アダルトチルドレンになりやすくなります。
我が子にこう育って欲しいという親の気持ちも分かりますが、子供の言葉に対してはなから聞く耳を持たないという態度は危険です。
子供がアダルトチルドレンになにりくい育て方とは?
子供がアダルトチルドレンになにりくい育て方としては、まずは子供に対して愛情をたっぷりと注いであげることです。
もちろん、子供が何か悪いことをしたらきちんと叱ってあげることも重要ですが、感情的にならないように注意しましょう。
子供は親から受ける影響が非常に大きいのです。ちょっとしたイライラから子供に対して強くあたってしまったという経験がある方も多いと思いますが、子供からするとかなりショックなことです。
ただ、親がきちんと愛情をもって子供を育てていれば、子供にもそれは伝わります。
周囲からの愛情をきちんと受けて育った子供は、アダルトチルドレンになりにくいため、やはり愛情をもって育てることが子供がアダルトチルドレンになるのを防ぐ一番の方法だと言えます。
子供をアダルトチルドレンにしないために
子供をアダルトチルドレンにしないためには、親の育て方、子供に対する愛情の掛け方がとても重要になります。
仮に、自分の子供は親の言うことを聞くとても良い子に育っていると思っていても、実際には子供は無理をして良い子を演じているだけかもしれません。
自分は良い子でなければ親に愛されないと思ってしまうと、表面上は良い子に育っていても、将来的にアダルトチルドレンになる可能性が高いと言えるでしょう。
子供に愛情を注ぐことはもちろんですが、子供の表面上の言動だけを見るのではなく、子供としっかりとコミュニケーションをとることも非常に重要だと言えます。